こんにちは!
”ただ服をつくる”のいづみです。
Youtubeで洋裁を紹介しています。
パンツやシャツ、ワンピースなど
自分の好きな服を
好きな生地で作れるように
コツコツ学んでいきましょう。
今回は、生地についてのお勉強です。
後ろが透けるほど薄手の生地。
”ボイル”と言う生地を紹介します。
どんな特徴があるのか、
どんな使い方があるのか
を勉強していきましょう。
「春夏用の服を作りたい」
「ふんわり軽やかな服を作りたい」
「綿で出来ている裏地を探している」
「生地について勉強したい」
という方におすすめの記事です。
ぜひ、ご覧ください!
ボイルの紹介
◉時間割
0:00~1:31▶︎イントロ
1:32~3:39▶︎ボイルの紹介
3:40~4:48▶︎他の使い方
4:49~5:13▶︎他の種類について
5:14~8:11▶︎何を作るか
8:12~8:51▶︎地の目を通す
8:52~9:07▶︎エンディング
今回紹介するのは
ボイルという生地です。
綿100%でできているボイルなので、
コットンボイル、綿ボイル
なんていうこともあります。
この生地は、生地幅112cmで
1mあたり980円でした。
おすすめの使い方:透け感を楽しむ、軽やかな服に
見てお分かりの通り
向こう側が透けるほど薄手の生地です。
肌触りはというと、サラッとしています。
薄手でサラッとしているので
春夏用のシャツやブラウス、
ワンピースなんかに使われます。
薄手の生地は、
裏地を付けないといけないだろうから
難しそう…と思いがちですが
そんなことはないんです。
もちろん生地自体が薄いので、
これ一枚で着るには難しいですが
わざと透け感を楽しむようなデザインで作られます。
あとは、ふんわりと軽やかな生地なので
ギャザーをたっぷり入れた感じのデザインで
作るのもおすすめです。
身頃でも、袖でも、
生地が薄いのでギャザーをたくさん入れても
キレイにギャザーもできるし、
軽やかな雰囲気なりますよ。
おすすめの使い方:肌触りの良い裏地
春夏用の洋服におすすめなのと
もう一つ違う使い道があります。
それは、”服の裏地”として使うと言うこと。
理由は、2つあります。
着心地が良い
1つは綿100%なので、着心地が良い
裏地になります。
よくある裏地は、化学繊維でできています。
化学繊維の裏地は、滑りがよくなるので
「着やすさ」と言う点でオススメです。
値段もリーズナブルで、
購入しやすいものも多い点がメリットですが
化学繊維の裏地は、夏場は
ペタッと張り付く感じがするし、
冬場は静電気が気になって
個人的にあんまり得意ではありません。
そんな時に、
こんな綿の薄い生地を使うと
サラッとしているし
静電気も少ないので
肌がデリケートな人には特に
綿で出来ているボイルで裏地を作るのが
オススメです。
扱いやすい
2つ目は、綿の生地なので縫いやすく
アイロンがかけやすいということです。
化学繊維の裏地は、生地によっては
アイロンがかけにくかったり
ミシンで縫いにくかったりすることも
あります。
それが、綿100%の生地だと
初心者の方でも、ミシンもかけやすく
アイロンもかけやすいので
扱いやすくてオススメです。
ロングシャツを作ってみた
紹介した”ボイル”の生地を使って
夏場にさっと羽織れる
ロンシャツを作ってみました。
「生地が服になるとこんな風になるんだ」
と言うのが伝わると嬉しいです。
使った本はこれ
こちらで詳しく紹介しています。
ベーシックなシャツから、
普段使いしやすいデザインのシャツが
たくさん載っていておすすめの本です。
おすすめボイル
今回私が紹介した
綿ボイルの生地に
近しいものを選んでみました。
シックな色合いが素敵な上質ボイル
シワ感のあるボイルもいいですね
スモーキーなおしゃれカラーもあります
実際の生地の感じは
サイト内の写真でわかりやすく
紹介されていますのでぜひご覧ください。
まとめ
ボイルは
透け感を楽しんだり、
ふんわり軽やかな雰囲気を楽しんだり
裏地としても、使うことが出来る
便利な生地です。
ぜひ服作りに
取り入れてみて下さいね。
他にも定番の”シーチング”
”ダブルガーゼ”
”ダンガリー”
についても紹介しています。
ぜひご覧ください。
最後に・・・
最後までブログを読んでくださりありがとうございます。
少しでも、”ただ服をつくる”という服作りを楽しむ場に興味を持っていただけたら、ぜひこちらの記事もご覧ください。
”ただ服をつくる”って何をするところなのか、私が”ただ服をつくる”を始めたきっかけをまとめています。
これからも皆さんと一緒に服作りを楽しめることを楽しみにしています。
”ただ服をつくる”って何!?
私が”ただ服をつくる”を始めたきっかけ
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