こんにちは!
”ただ服をつくる”のいづみです。
Youtubeで洋裁を紹介しています。
パンツやシャツ、ワンピースなど
自分の好きな服を
好きな生地で作れるように
コツコツ学んでいきましょう。
今回は、”スレキ”と言う生地について
勉強しましょう。
これまで少しずつ服を作ってきたあなた。
パンツや、ワンピースのポケットに
挑戦したことはありますか?
ポケットには、
どんな生地を使っていましたか?
身頃の生地と同じもの?
それとも、前に服を作った時の余った端切れ?
個人的には、どちらもとっても良いと思います。
オリジナルで可愛いから私もよくします。
ただ、たまに洋裁の本とかで
ポケットの袋布の部分に「スレキ」
という名前が書かれていることがあります。
この聴き慣れない”スレキ”ですが
とっても便利な生地なので
今回は、このスレキついて
勉強しましょう。
「スレキってなに?」
「ポケットをキレイに作りたい」
「ゴワゴワしないスッキリとしたポケットを作りたい」
「生地のことが知りたい」
という方におすすめの記事です。
ぜひ、ご覧ください!
スレキの紹介
ポケットにオススメとして
紹介している”スレキ”と言うのは
生地の名前です。
シーチング・ブロード・ローンなどと
同じような感じだと思ってください。
ポケットの他にも、服の裏地にも
よく使われている生地です。
お店の人にも
「スレキってありますか?」
と聞けば伝わります(笑)
最初にも言いましたが、
ポケットを作るとき。
あとは、裏地を作るときには
「絶対スレキじゃないとダメ」
と言うわけじゃありません。
ただ、このスレキはおすすめなので
ぜひ知っておいてくださいね。
◉時間割
0:00~0:59▶︎イントロ
1:00~2:19▶︎おすすめポイント3
2:20~3:50▶︎使い道
3:51~5:12▶︎種類
5:13~5:57▶︎好きな理由
5:58~6:15▶︎エンディング
おすすめの理由3つ
表生地より安く済むことが多い
スレキは表の生地を買うよりもお手頃価格で
売られていることが多いです。
しかもポケットに使うのであれば
一回に使う分量がとっても少ないので
1mも買っておけば、
パンツ何着ぶんにもなります。
例えば動画の中で実際に生地を
紹介していますが、
幅1mで生地の長さが2mのスレキは、
ポケットの中でも、袋布として使う分量の多い
腰ポケットを作るとしても
少なくとも8回分は取れそうです。
シームポケットや、
子ども用のポケットなら
もう少したくさん作れると思います
日暮里などの卸売をしているところで買うと
特にスレキは安く購入できるので
使ってみてください。
生地が薄い
ポケットの袋布を表の生地と同じで作ると、
使っている生地によっては、
縫い代がゴワゴワと厚くなることありますよね。
そうすると、家庭用ミシンでは
針が進まなくなってしまったり
することもありますよね。
スレキの場合は、薄手の織物なので
スッキリとした仕上がりで
それが解消されます。
使いまわせる
”スレキ”は無地だったり、ストライプだったり
どんな表の生地にも
合わせやすい生地ばかりなので
1つ持っているといろんな服のポケットや
裏地に使えます。
実際に、私も生成り色のスレキを買っておいて
特に”ポケット用”として愛用しています。
スレキの種類
実はスレキには、種類があります。
”平織り”のものと
”綾織り”のものの2種類あります。
平織り(ひらおり)
平織りのスレキの方が、
生地の厚さが薄く感じます。
だから裏地とか、あんまり強度を
必要としない場所には
平織りのスレキが使われるようです。
綾織り(あやおり)
綾織りの方が丈夫と言われていて、
パンツや、よく使うところのポケットには
綾織りのスレキがおすすめです。
見分け方は簡単で、
生地に斜めの織り模様が
入っているものが綾織りです。
私は、パンツのポケット袋布に
よく使うので綾織りのスレキを
常備しています。
いろんなスレキ
安価なものからこだわりの高価な
スレキまで色々あります。
一般的には、綿100%のスレキと
”TC”という綿と化学繊維の混ざったものが
ありますが、後者の方が比較的に安価に
購入できます。
ここのお店のスレキは、
カラーバリエーションが
豊富です。しかもネットの中では安い方ですね。
このお店のスレキも素敵。
こだわりの縞(しま)スレキです。
縞スレキ2800シリーズcolor.17 10cm単位カットズボンスラックスの腰裏生地 老舗テーラーが使う高級スーツ用付属素材を扱う専門店の逸品:紳士服付属 谷町テーラーパーツ”]こちらのスレキは、少し高価ですが
雰囲気のある素敵なスレキ。
腰ポケットの作り方
スレキを使ったポケットの作り方も
紹介しています。
少し難易度が上がって中級者レベルですが
動画を見ながらだったら
作れますよ!チャレンジしてみてくださいね。
まとめ
スレキ、いかがでしたか?
馴染みのない方も多かったと思いますが
あるととっても便利な生地です。
薄手のスレキは化学繊維の苦手な方の
服の裏地にもオススメです。
服作りを楽しむ方の、常備生地として
スレキを使ってみてくださいね。
他にもいろんな生地があります。
定番のシーチング
リネン
ダブルガーゼ
ダンガリー
こちらもおすすめです。
最後に・・・
最後までブログを読んでくださりありがとうございます。
少しでも、”ただ服をつくる”という服作りを楽しむ場に興味を持っていただけたら、ぜひこちらの記事もご覧ください。
”ただ服をつくる”って何をするところなのか、私が”ただ服をつくる”を始めたきっかけをまとめています。
これからも皆さんと一緒に服作りを楽しめることを楽しみにしています。
”ただ服をつくる”って何!?
私が”ただ服をつくる”を始めたきっかけ
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