YouTubeで無料の洋裁教室をしています。本だけではわからないことも、動画でならきっとわかると思います。今回は「縫い代の付け方解説」です。縫い代の付け方にはルールが2つあります。今回はルール2として「折り上げ法」を紹介していきます。
縫い代付けのルールその2:折り上げ法

いーちゃん!ルールその1で教わった「直角出し」はすごく勉強になった!今日もとっておきの技術を教えてくれるんでしょ!?マル秘テクニックみたいな♪

とっとは「マル秘テクニック」って言いたいだけでしょ(笑)

うん(笑)ちょっと気に入っちゃった♪でも今回も失敗しないための技術ってことには変わりないでしょ!?

もちろん!この「折り上げ法」はパンツの裾だったり、シャツの裾だったり、裾の縫い代を付けるときに使う方法なんだ。じゃあ早速動画の流れとポイントを解説するね。

このブログでは、YouTubeで解説している動画の簡単な流れとポイントを紹介します♪詳細はぜひ動画でご確認ください。
【折り上げ法の解説】
(1)まずは間違った裾の縫い代付けを解説

まずは間違った裾の縫い代付けをパンツの縫い代で解説します。「裾が上手に縫えない。。。」という方は、もしかすると縫い代がこうなっているかもしれませんので、ぜひご自身の縫い代を確認してみてください。
※下の写真は間違った裾の縫い代です


なんで上の写真の縫い代だと間違っているのかを解説しますね♪




まず裾をミシンで縫うときは上の写真のように内側に縫い代部分を織り込んで縫いますよね。このときに「折り上げ法」を使っていないと、生地が足りなくなったりして、裾が上手に縫えないんです。じゃあ、なんで足りなくなっちゃうのかを次の写真で解説していきますね。




上の写真にもあるように、パンツの裾の場合、裾の出来上がり線が内側に細くなっているので、折り込むとどうしても身頃の横の縫い代よりも裾の縫い代が内側に入っちゃうんです。その内側に入っちゃう分、生地が足りなくなるので、上手に縫えなくなるんです。
(2)折り上げ法を解説

では、実際に「折り上げ法」でやるとどうなるのかを解説していきますね♪
*縫い代を出来上がり線で折る


*脇の縫い代を下に伸ばす


*反対側も同様に脇の縫い代を下に伸ばす

*脇の縫い代で切る


パンツなど脇の縫い代が内側に細くなっている場合には、裾の縫い代は外側に広がった形に。シャツなどの脇の縫い代が外側に広がっている場合には、裾の縫い代は内側に細くなる形になります♪
(3)実践:パンツ(ズボン)のパターンで折り上げ法



ちなみに私は生地に直接縫い代を付けるやり方で服を作っています♪このやり方を紹介する動画も用意していますので、また別のブログでその動画は紹介させていただきますね。







脇の縫い代は線を伸ばさず切っても問題ありません。不安な方は先ほど解説したように脇の縫い代を下に伸ばしてから切ってくださいね♪


これで折り上げ法の完成です。YouTubeの動画では、パンツで実践したあとにシャツでも実践していますので、ぜひ動画もご覧いただけたら嬉しいです♪

これが折り上げ法なんだね!毎回こういう技術を教えてもらうと思うのは、これを考えた人って本当にすごいよね。

うん!私もそう思う!最初にこの方法をオーダー服の先生から教えてもらったときは、感動したもん。
【紹介動画】縫い代付けのルールその2:折り上げ法
この動画に対するコメントは下記URLのYouTubeコメント欄からお願いします♪
【YouTube動画URL】

いーちゃん、今回の動画、、、1つだけ分かりにくいところがあった。。。

えっ!?本当!?どこらへんがわからなかったかな。。。

折り上げ法を使わないと、生地が足りなくて、上手に縫えないってところがあったでしょ。あの部分が、どうしてもイメージできなくて。「生地が足りないってどういうことだろう」とか、「生地が足りないとなんで上手に縫えないんだろう」ってわからなくて。。。

なるほど!貴重なコメントありがとね♪実際にパターンでの解説だけじゃなくて、生地を縫ってみて実際にどう上手に縫えないのかを伝えればイメージ湧くかな!?

うんうん!それが見たい!

じゃあ、今度動画にするね♪このブログをご覧いただいている方もぜひ分かりにくかったところやもっと知りたいところがあれば、とっとみたいにコメントいただけたら嬉しいです♪※コメントは上でも紹介していますが、YouTubeから宜しくお願いします。
最後に、、、

ブログを最後までご覧いただきありがとうございます!服作りでわからないこと、知りたいことはYouTube、Instagramからコメントやメッセージでお知らせください♪私のわかる範囲にはなりますが、順番に動画にして紹介していきます♪
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