このブログに初めて来て下さった皆さんはじめまして。ようこそ「寄り添い系ソーイングサロン”ただ服をつくる”」へ。「寄り添い系って何?」「洋裁教室ってこと?」などいろんな質問が聞こえてきまそうです(笑)。そんな疑問にお答えできたらなーと思って、この記事を作っています。このページでは、”ただ服をつくる”ってどう言う意味?寄り添い系って何?どんな人に向いているの?このサロンはどうやって活用したらいいの?と言ったことを紹介していきたいと思います。ぜひ、”ただ服をつくる”(通称:ただ服)を皆様一人ひとりに合った使い方で活用していただければ嬉しいです。
”ただ服をつくる”ってどう言う意味?
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、現在”ただ服をつくる”と言うYouTubeチャンネルを運営しています。服作りのコツやポイント、生地の紹介などを動画で配信しています。よく、「”無料の”服をつくるってことですか?」と聞かれることがありますが、半分正解で半分間違いです(笑)「売り物」つまり「商品」は作っていないので有料の商品は作っていないと言う意味では正解です。なぜ、商品を作らないのか・・・と言うところはまたこの後でお話ししますね。私の気持ちとしては「難しいことはなしにして、ただただ自分のペースで服を作っていく」と言う気持ちでこのタイトルをつけました。
寄り添い系って何?
「出会い系」みたいで怪しいですか?(笑)そんなつもりはありません。どんなところが寄り添い系かというと、私のYouTubeチャンネルでは沢山の方から質問をいただいて、その質問にお答えする形の動画がたくさんあります。割合で言うとおよそ半分くらい?いやもう少し多いか?と言う感じです。「服を作ってみたい」「ここがわからない」「これであっている?」と言った洋裁初心者の方の気持ちに寄り添うことが出来るような場を作りたくて、いろんなコンテンツを用意しました。
無料コンテンツ
YouTube通常コンテンツ
洋裁初心者の方〜中級レベルの方まで向けの内容の動画を配信しています。私の使っている道具や、生地について紹介したり、理屈でわかるように工夫しながら作り方を紹介したりしています。24時間いつでも、何回でも見ることができます。もし分からないことはコメントいただけたら、内容にもよりますが動画にして配信します。
■YouTube:ただ服をつくる
インスタグラム
ただ服の日常や、YouTubeの撮影裏、その日のサムネイルなどを定期的にアップしています。コメントやDMから、質問もしていただけます。
■Instagram:@tada_fuku
有料コンテンツ
ただ服クラブ
テーマや作るものなどを決めて、最大5人まで一緒に始めるオンライン洋裁教室です。テーマや作るものに応じて料金や期間は変わります。
ただ服の家
YouTubeのメンバーシップコンテンツです。通常コンテンツよりも、少し難易度の高い動画を配信していきます。身体の悩み別にパターンの直し方を紹介したりもしていきます。不定期ですが、ライブ配信をしたり、次に紹介する「いーちゃんの部屋」の質問内容などをアップしたりもしていく予定です。幅広い洋裁の知識を得ることができます。
いーちゃんの部屋
オンラインでの、マンツーマン洋裁教室です。1コマ:10分500円で1回最大30分までマンツーマンでレッスンを受けることができます。内容によっては、ただ服の家でそのレッスンの様子を配信することもあります。(※もちろん参加される方が、動画に出ることはないので、安心してくださいね。)
こんな形で、皆さんの生活スタイルや質問の内容に応じて、洋裁初心者の方の不安や疑問に寄り添えるような場にしました。
どんな人に向いているか
・洋裁に挑戦してみたい!と言う初めての方
・洋裁に興味があるけど不安な方
・小物を作っているけど、服にも挑戦してみたい方
・マスクを作るためにミシンを買ったけど使いこなせていない方
・マスクを作って洋裁に興味が出た方
・独学で服作りをしていたけどあっているか不安な方
・今よりも綺麗に作れるようになりたい方
・家族のための服を作りたい方
・自分の服を作りたい方
・身体に合った服を作りたい方
・洋裁学校に通おうか悩んでいる方
などなど、未経験の方から初心者の方たちのための場所です。どんどんこの場を活用して行ってくださいね。次の動画では、私がYouTubeチャンネル”ただ服をつくる”をはじめた理由も話しています。自分の経験上、本だけで洋裁を学ぶのは限界があると感じていたので動画やオンラインを通じて沢山の人の服作りの力になって行けたらいいなーと思っています。
この”ただ服”ブログをどう活用したら良いか
掲示板のようなイメージで使っていただくのがおすすめです。基本的に、私が”ただ服”で行う活動は、このブログで発信していきます。例えば、有料コンテンツの”ただ服クラブ”は次いつ、どんなテーマで行われるのかといった情報や、YouTubeの有料会員向けコンテンツの”ただ服の家”ではどんな動画をアップしているのか・・・などなど。あとは、おまけで”ただ服”の私のちょっとした日常なんかもブログでアップすることもあると思います。具体的な質問は、ブログでは受け付けておりません。あらかじめご了承ください。YouTubeやインスタグラムからお願いいたします。
なぜ”商品”を作らないのか
最後に、私が”商品”として販売するための服は作っていない理由をお話ししようと思います。いつも、自分や家族、友人の服だけを作っています。よく「服作れるならネットショップとかで販売すればいのにー」なんて言われるのですが、とてもじゃないけど無理無理(笑)なんでか?!理由は簡単!私にそんなデザインのセンスや技術がないからです。「また謙遜してー」なんてありがたいお言葉をいただくこともありますが本当にそうなんです。
販売するためには、もちろん100%完璧な仕上がりじゃないといけないですし、サイズ展開も考えないといけない。デザインも、私ならではのものが必要になってきます。どれもこれも、ズボラな私には不向きなポイントです。商品を作るとなると、おそらく一向に仕上がらないという事態になるでしょう(笑)
表向きではいつもそうやって答えているのですが、せっかく”ただ服をつくる”に興味を持っていただいたので、もう少し具体的に「なぜ商品を作らないのか」というところをお話ししますね。理由は、大きく分けて2つあります。
1. 私の服を着てくれる人の顔が見えないと面白くない
服づくりは生地を選ぶところから始めます。私の大好きな工程です。自分の身内や友人の服を作るのであれば、顔や好みを知っているので、どんな生地にするか作る人の顔を思い浮かべながら生地選びをします。ですが、これが商品となると「誰にでも似合うであろう生地」しか選べなくなります。生地選びの楽しさも半減です。
パターン作りも同じです、身体の特徴に合わせて「こうしようかな?」「こっちの方が似合うかな」なんて考えながら作るのが私は好きなんです。ですので、「誰にでも似合う商品としての服」は興味が半減してしまいます。
2. 値段が高くなる
生地を購入して、デザインを考えてパターンを作って、縫って仕上げる。この工程を行なっていると当然ですが1着完成するまで何時間もかかります。例えば、シャツ1枚作るのに全部で4時間かかったとします。分かりやすく日本のアルバイトの平均時給に近い時給1,000円として考えるなら、
時給1,000円×4時間=4,000円
プラス生地代1メートル1,000円の生地を2メートル使ったとするなら
1,000円×2メートル=2,000円
4,000円+2,000円=6,000円
販売するとしたら最低でもこのくらいの値段になります。どうです?高価ですよね?!こんな値段で、人に服を売ることは私には出来ません。これが家族の服だったとしたら?生地代2,000円で好きな服が完成するんです。ぐんとお得な感じがしませんか??だから私は、商品を作らないで「作り方を紹介する」方を選びました。
以上2つの理由で、私は服を売ることはしていません。なーんてずいぶん偉そうに語りましたが、たまーに、YouTubeの動画のために作った服を販売することもありますが、これは稀です。見つけたら、「あ、YouTubeで作ったんだなー」なんて思っていただければ嬉しいです。
もっと気楽に楽しんで欲しい
作りたいものを作る
私は、皆さんの作りたいものを作りたい時に作るのが1番上達すると思っています。そして、この”ただ服”という場が「知りたいことを知りたい時に知れる場」でありたいと考えています。もちろん、難易度があまりにも高いなーと思うものは「まずはこんなものから始めませんか?」と言ったアドバイスはさせていただくことはあるかと思います。ですが、基本は皆さんの作りたいものを作っているときの悩みを解決できる場でありたいと考えています。
ごはんを作るように日常に服づくりを
毎日、家族の身体を想ってごはんを作るように、自分の身体が欲するごはんを作るように、あなたの日常に家族や友人、自分の心を想って服を作る時間を取り入れてみてください。1日の中の30分でも誰かを思って、素材を選んで、頭と手を動かす。服をつくることは何も特別なことではありません。昔のお母さんたちはみんな家族の服を手で繕ってきました。今の私たちにできない訳はないんです。
私のこだわりは、”こだわりすぎないこと”
いつも私が自分に言い聞かせていること。それは「まぁいっか!売り物じゃあるまいし!」という言葉です。精一杯作っていたって失敗することなんてたくさんあります。それでもいいじゃないですか(笑)売り物じゃないんだから、意外となんとでもなるんですよ。「これはちょっと、面倒だなー」と思う時は省けばいいんです。「なんか曲がっちゃったなー」という時、「直そう」と思う時は縫い直せば良いですが「いやー、今はちょっとやだなー」と思う時はそのままでいいんです。それもデザイン。きっとそのうち「次は気をつけよう」とか「これに挑戦したい!」と思う時がきます。その時にやってみればいいんです。あまり頑なにならずにとにかくやってみましょう。
以上が、皆さんにお伝えしたかった、”ただ服をつくる”についてです。
最後に、、、
最後までブログを読んでくださりありがとうございます。少しでも、”ただ服をつくる”という服作りを楽しむ場に興味を持っていただけたら、ぜひこちらの記事もご覧ください。私が”ただ服をつくる”を始めたきっかけをまとめています。これからも皆さんと一緒に服作りを楽しめることを楽しみにしています。
私が”ただ服をつくる”を始めたきっかけ
また、私のYouTubeチャンネルとインスタグラムは下記からご覧いただけます。
■YouTube:ただ服をつくる
■Instagram:@tada_fuku