【初心者の方向け】”ただ服をつくる”ではどんな服をつくるのか?

”ただ服をつくる”で作る服ただ服紹介
”ただ服をつくる”で作る服

例えば「ドレスを作りたい!!」「Tシャツが作りたい!!」という方は、残念ながら”ただ服”ではお力にはなれないかなーと思います。今回の記事では、”ただ服をつくる”では、どんな生地を使って服をつくるのか?どんなデザインの服を作れるようになるのか?を紹介していきたいと思います。

使う生地

ただ服をつくるで作る服

服生地の種類

まず、服をつくるのに生地は大きく分けて2種類あるところからお話ししたいと思います。

ニット生地

よくニットというと、冬場に着るウールのセーターを思い浮かべると思いますが、それとはまた違います。ここでいうニット生地というのは、Tシャツやスエット、下着シャツに使われるような「生地自体が伸びる生地」をニット生地と言います。ニット生地の良いところは、ロックミシンだけで作れるところです。縫う工程が、もう1つの布帛(ふはく)生地に比べて圧倒的に少なくなるので、”早く出来る”とか”お手軽”とよく言われたりします。

布帛(ふはく)生地

布帛生地は、シャツなどに使われるような「生地自体が伸びない生地」を言います。直線縫いで生地を縫い合わせる工程にプラスして生地端をロックミシンやジグザグ縫いで処理をして、服を作っていきます。

私のおすすめは布帛生地

私は、工程が少し多くても時間がかかっても布帛が好きです。理由は「自分が作った通りに仕上がるから。」。どういうことかというと、きちんと長さを測ってアイロンをかけて丁寧に作ってあげると、必ず自分がかけた手間の分だけ綺麗に仕上がってきます。逆に手を抜いたところは、ちゃんとそのように仕上がります。そんな正直なところが好きです。そして、布帛生地は生地自体が伸びないからこそ、いろんなデザインの「開き」を作ったり衿(えり)を作ったりできて、個性を出すところがたくさんあります。そこがまた楽しい。そういう理由で私はいつも布帛生地を使っているので、ニット生地の扱い方には詳しくないんです。すいません。なので、布帛を使って、一緒に服作りを楽しんでいきたいなーと思います。

どんなデザインの服を作るのか

ただ服をつくるで作る服

公園に行く服、会社に行く服、学校に行く服、スーパーに行く服、趣味の時間に着る服・・・シンプルなデザインに適度な機能性を付け加えて、皆さんの日常で活躍出来る服を一緒に作りましょう。子どもも大人も関係なく日常に溶け込む服がいいですね。「こんなデザインのものが作りたい」というリクエストも随時YouTubeとインスタグラムで受け付けています。

身近な人、家族の服、大切な人の服

ただ服をつくるで作る服

私が服を作るようになったきっかけ

私が服を作るようになったきっかけは、息子の存在です。脳性麻痺から右半身が動きにくく、2歳頃〜6歳頃まで短下肢装具と言う、補装具を両足につけて生活していました。幼稚園に入園するときに「自分で着替えができるように」と伝えられて愕然としました。なぜなら、装具をつけたまま脱いだり履いたりできるズボンがなかったのです。息子が出来る出来ないの前に、そんなズボンが売っていなかったのです。服なんて作ったことのなかった私ですが、なんとかしようと叔母に教えてもらったりしながら独学で息子が補装具を履いたままでも着替えられる「裾の広いパンツ」を作りました。どんなに下手でも、私の作った服を喜んで履いてくれた息子の存在は、間違いなく今の私の大切な”根っこ”の部分です。

大切な人の服

服は、人に着てもらってやっと完成するんです。どんなに丁寧に作っても、誰にも着てもらえないうちはまだ未完成だと私は思います。だからこそ身近な人、家族、友達の服を作ってみて欲しいんです。大切な人のことを想って手を動かす時間はとても幸せです。あなたにとって大切な人は、逆を言えばその人からすれば、あなたは大切な人。大切なあなたに作ってもらった服は大事な宝物です。きっと喜んで着てくれるはずです。そして、その服を着てくれた姿を見てください。最初のうちは「あー!失敗したな」「もっとこうすれば良かったな」と反省するところがたくさん見えるでしょう。そこからが勝負!!次はどうしようか、何が変なのか・・・試行錯誤して研究しましょう。どんどん上達するのが分かります。

自分の服

ただ服をつくるで作る服

自分の服を作る贅沢

先ほど「身近な人に服をつくる」ということをお話ししましたが、自分の服を作ることと、どちらが先か後かは問題ではありません。どちらでも良いのですが、服づくりに挑戦したい方にぜひオススメなのが「自分の服を作る」と言うことです。自分の服を作ることは、「自分を想うこと」です。世の中、こんなに服にあふれているにもかかわらず、自分のことだけを考えて自分の好みだけに忠実に服を作るだなんて、とっても贅沢なことです。例えば、ボタンひとつにしても主人の服のボタンを選ぶのと、私の服のボタンを選ぶのとでは真剣さが違います(笑)。メンズに使うボタンよりも、レディース用のボタンの方が種類が圧倒的に多いです。水牛ボタン、木のボタン、貝ボタン、ガラスボタンなど、素材も様々、これにビンテージのボタンなんて見始めたらキリがありません。ボタン1つで服の表情がガラリと変わるのも楽しいのです。滅多に身につけない宝石を選ぶよりも、毎日身に着けるボタンを選ぶ方が私にとっては楽しいものです。

自分の制服を作る

誰しもコンプレックスがあるはずです。そのコンプレックスを活かすことができるのは、自分しかいません。どんな色が似合うのか、どんな生地が似合うのか、どんなデザインが似合うのかを研究するんです。私なら、肩幅が男性並みに広いと言うコンプレックスがありました。「肩が目立たないように」それだけを考えて服を選んでいました。ですがある時、いろんなデザインを見ていて気付いたんです。「隠そうとするから目立つ」だから「1番出ている肩の先を目立たせれば良い」ということで、”アメリカンアームホール”という袖ぐりのノースリーブが私の鉄板デザインになりました。「これを着ていれば安心する。」そんな服があるのは心強いです。すぐには見つからないかもしれませんが、ゆっくりそれを探していきましょう。

着心地の良い服

ただ服をつくるで作る服

既製品は平均値

「お店で売っている服はどれもイマイチ合わない」と思っている方、いらっしゃいませんか?私にしてみたらそんなの当たり前なんです。だって、既製品は平均的なサイズで服を作っているから。

例えば、4人が受けたテストの平均点が50点だったとします。

「なーんだ、みんなだいたい50点だったのね?!」

それが違うんです。フタを開けてみたら実は、

一人は0点、一人は10点、一人は90点、一人は100点。

誰一人として50点の人なんていませんでした。

平均なんてそんなものです。だから既製服が合わないことは何も変わっていることではありません。むしろ当然です。一人一人の身体に合わせて作ってあげればいいだけです。

身体に合わせるとは・・・

「身体に合わせて作る」なんてことが出来るのか・・・。できます!!(即答)難しく考えなくて大丈夫です。例えば・・・私は肩幅が広いことが悩みです。そうしたら肩を出してあげるのも1つの手ですし、パターンで肩幅を広げてあげればいいんです。あとは私の主人、足が少し短めです(笑)。普通の長ズボンだと少しスタイルが悪く見えるので、足首に向けて細くなるようなパターンにしてあげたり、チラッと足首が見えるような工夫をしてあげます。そうすると足の長さが目立たなくなります。あと一人、私の父は、すーっごく体が細いことが悩みです。昔から太りたくて太りたくて運動もしないのにプロテインとか飲んじゃうくらい(笑)。夏場の半袖ハーフパンツだと、手首や足首の血管や筋張っているのが見えるのがずっと悩みでした。そこで半袖は半袖でも、少し袖の長めの半袖肘が少し隠れるくらい、ハーフパンツも膝が隠れるくらいの長さにして作ってあげるとちょうど良いようです。

パターン直しからサポート

今の身体に合わせて服をつくるために、既製のパターンを直すところからサポートします。今までも様々なお悩みを聞いてきました。

・もう少しパターンを大きくしたい

・もう少し裾を長くしたい

・もう少し丈を短くしたい

・猫背が気になる

・いつもバストがきつい

などなど。もちろん実際に私が採寸してみて直しているわけではないので、1回で完璧に自分にぴったりサイズに直る訳ではありませんが、少しずつ自分にちょうど良いサイズに近づいていることを実感していただけると思います。

私のYouTubeチャンネルでは、下記のような動画で身体に合わせてパターンを修正する方法を紹介しています。

最後に、、、

最後までブログを読んでくださりありがとうございます。少しでも、”ただ服をつくる”という服作りを楽しむ場に興味を持っていただけたら、ぜひこちらの記事もご覧ください。”ただ服をつくる”って何をするところなのか、私が”ただ服をつくる”を始めたきっかけをまとめています。これからも皆さんと一緒に服作りを楽しめることを楽しみにしています。

”ただ服をつくる”って何!?

私が”ただ服をつくる”を始めたきっかけ


また、私のYouTubeチャンネルとインスタグラムは下記からご覧いただけます。

■YouTube:ただ服をつくる

ただ服をつくる
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■Instagram:@tada_fuku

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