今日のテーマ
こんな人へ
洋裁が好き
どんなミシンを買おうか悩んでいる
JUKIの職業用ミシンを持っている
JUKI職業用ミシン専用テーブルを買おうか迷っている
結論
あると快適、でも無きゃないで平気
ついに買ってしまった。
JUKI職業用ミシン専用テーブル。
しばらく買おうか悩んでいた商品だけど、結論としては私は買って満足している。
だけど、正直無くても問題ないものではあるよね。
ミシン周りでオススメの商品は?
と聞かれたら、
”片押さえ”は必要だよ!と答えるけど
この専用テーブルは、まぁ言わないかな。
実際に使った感想としては
”あると快適、無きゃ無いでなんとかなる”
と言う感想です。
今回は、なぜそう思ったか実際に私が使って感じた感想をまとめていきます。
▼こちらが専用テーブルです

私は実際にここで買いました。私が買ったときは定価よりも安かったです。
おすすめレイアウト
まず、最初にお伝えしたいこと。
それは、今使っている机は処分しないでください。
その机と専用テーブルとの2台持ちが一番オススメです。
私はもともとの作業台と、今回買ったミシンテーブルをL字に並べています。こうすることで、椅子に座ったままくるっと左を向けばミシン、くるっと右に回れば机側を向ける。これが一番省スペースで快適かと思います。
もし十分すぎるスペースがあるなら、平行に並べてあげても良いかもしれません。

現状
最初に私の今までの洋裁机の様子を紹介します。
使っていたのはIKEAで購入したテーブルです。
サイズは横150cm縦75cmです。我ながら、なかなか大きい良いサイズの机でした。
このうえに、カッターマットを引いてパターンを机の上でカッターで自由自在にカットできるようにしています。

この机は型紙を写したり、裁断するには十分のサイズです。ただ、ミシンを乗せて縫い始めるとちょっと狭い。
真ん中にミシンを置くと、机の3分の2はミシンのスペースになります。
残りの3分の1でアイロンをかけます。(アイロン台は持っておらず、アイロンマットを広げてここでアイロンをします)
そうすると、机の上で作業するスペースがなくなってしまうんです。
ミシンで縫っていて、途中で袖山とアームホールを合わせようとした時に合印同士でピンを打ちたい時があります。そんなとき、机にスペースがないからと膝の上で作業をすると不安定でピンを打ちにくい。
だから一旦ミシンを退けて、机の上にスペースを確保して服を広げてピンを打つ。
そしてまたミシンを机の上に戻す。
他にも、ミシンで縫っていて縫い代にアイロンをかけたい時。
小さいものなら問題ないのですが、ワンピースやジャケットやコートを作ろうとすると広げる生地の量も大きくなります。この机の3分の1のスペースでアイロンをかけるのは狭いんです。
だから、一旦ミシンを退けてアイロンマットを横にいっぱいに広げて広々とアイロンをかけます。そしてそれが終わるとミシンをまた元に戻す。
こんな感じで、何か作業を変えるときにはいちいちミシンを片付けて作業をしていました。
最近歳をとってきたからか(笑)そのミシンの移動が辛くて(だって、JUKIちゃん重いんだもん)
それを変えたくてミシンテーブルを買った次第でございます。
メリット
私が実際に使ってみたメリットは3つ
1,縫うための専用スペースが確保される
2,縫いやすい設計
3,広い机
一つづつ紹介していきます。
縫うための専用スペースが確保される
先程の現状でもお話ししましたが、私は今まで縫っている最中に発生する作業、ピン打ちやアイロンなどはミシンを一旦退けて机の上にスペースを確保して作業していました。
それがミシン専用テーブルを導入したことで縫う専用のスペースができました。
それによって、袖をつける時もミシンを出しっぱなしでそのまま横の机に広げてピンを打つことができるんです!!そして、そのままアイロンをかけることだって出来る!!(力説)。これは私にとって、すごく画期的!感動的!なことなんです。
つまりですよ、アイロンマットも出しっぱなしでいいんです。
これがすごく快適でした。ノンストレスです。

※とっちらかった机の上
縫いやすい設計
次にこの机が、他の机と代用不可の部分を紹介します。
この机にはミシンが埋まります。
だから一面フラットになるんです。

ミシンと机がフラットなので、生地が引っ張られないんです。縫っても縫っても生地がまっすぐ平な状態が続きます。

小さいものを作っているときは気にならないのですが、大きいもの例えばカーテンとか、ワンピースとかロングスカートとかを縫うと生地が下に落ちて引っ張られる感じがします。だからそうならないように、自分で生地を持ち上げるというか支えるというか知らないうちにサポートしてるんですよ。
それが無くなるのですごく楽です。
広い机
この専用テーブルは天板が広いんです。だからちょっとした作業ならこのテーブルだけでも済んでしまいます。

さて、ここで一つ思い浮かべていただきたいのがJUKIの職業用ミシンの相棒の存在です。何だか分かりますか?
職業用は直線縫いしかできないので、生地端処理をしてくれるロックミシンが必要不可欠。そうです、JUKIの職業用ミシンの相棒はロックミシンです。
そんなロックミシンと並ぶことのできる机のサイズ感。

このテーブルの左の空いたスペースにロックを乗せます。
そしてJUKIの直線ミシンで縫って、ロックをかけてとスムーズに作業ができる。そしてついでに右の机に向きを変えてアイロンをかける。
なんともスムーズな動線。。。
まぁ。とはいえ大きなものを作っているときはロックミシンなんて置いている余裕なんてなくこの広いスペースを目一杯使って縫うのが楽です。

▼こちらが専用テーブル

私は実際にここで買いました。私が買ったときは定価よりも安かったです。
▼JUKIの職業用ミシンを持っている人にはこれもおすすめ
デメリット
良いところがたくさんあるこのテーブルですが、デメリットもあります。
1,デカイ
2,高い
3,収納が少ない
と言うところです。順番に見ていきます。
デカイ
このテーブルを買う際に、ネットに書いてあるサイズ感は確かめていたんです。
だけどね、このテーブルの足を見てみて。
足が外側を向いているのです。だから、実質的な床の必要面積が広い印象。想像以上に大きく感じます。

なんとなく天板サイズを確認して、「だいたいこのくらいかな」と思っていたサイズの1.5倍はある感覚。(大袈裟?!)
我が家は、マンションですごく狭い家なのでこの小さな差がかなり大きく感じました。
後にも書きますが、でかい割に収納がないのでそこが大変。
私は、写真の通りに下に小さめの本棚を入れ込んで使っています。
高い
まぁ、言ってしまえば別にこれじゃ無くてもテーブルをミシン用に用意すれば済む話なんですよね。
天板のサイズ的には、縦は約44cm、横が約110cmと言うところ。
このサイズのテーブルを買えばミシンとロックを並べておくことは出来ます。一つニトリなどでちょうど良いサイズのテーブルを買ってミシン専用の台にすれば良いと言う話でもある。
でもそれだと、メリットの二つ目の縫いやすさを感じることはできないか。
それでもテーブルに4万は高価ですよね。
だからかなり私は購入まで悩んだんです。
収納が少ない
気持ち程度の小さな引き出しが一つ。

ミシンの押さえと、抑えを取り付けるドライバー、下糸のボビンを入れています。
できたらJUKIのボタンホーラーを入れる用の引き出しとか、ミシン糸を入れる引き出しがあったら嬉しいなー。と思う今日この頃です。
オプションでいいから欲しいなー。
結論:私は買って正解だったよ
デメリットも書いたけど、なんだかんだ言って私は買って正解だったと思っています。好きな洋裁をしているときの、ストレスがほぼなくなったからね。
ミシンを出しっぱなしにできて、いつでもミシンができてアイロンもかけられて、型紙も作れて、と言う完璧な空間。(とは言っても、洋裁部屋ではなくリビングの一角でしか無いのですが(笑))
洋裁初心者さんにとっては不要かもしれないテーブル。
でも、自分の服も家族の服も作るよ。これからどんどん洋服作りたいよ!と言う方はよりストレスなく快適に洋裁に勤しむことができるアイテムとして検討しても良いかもしれないですね。
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