YouTubeで無料の洋裁教室をしています。本だけではわからないことも、動画でならきっとわかると思います。今回は「職業用JUKIミシンの使い方講座」の第4回です。第4回では下糸の巻き方を調整方法を解説する動画を紹介します。
下糸の巻き方と調整方法

いーちゃん!今日も【職業用JUKIミシンの使い方基礎講座】だよね♪確か「下糸の巻き方と調整方法」を教えてくれるんだっけ!?

うん♪今回の「下糸の巻き方と調整方法」って、実はミシン目をきれいに縫うためにすごく大切な部分なんだ。ちゃんと下糸が巻けてないと、糸調子が合わなくなって、きれいな縫い目にならないんだよね。

い、、、いーちゃん、ちょっ、、、ちょっと待って、下糸もまだ全然理解できてないのに、「糸調子」って聞いたことがない言葉がでてきちゃうともうパニック。。。

ごめんごめん♪糸調子については、次の回で説明していくから安心して!今回は忘れて大丈夫だよ。

良かったー。ちなみに、下糸ってボビンとは違うの!?

惜しいね!ほとんど同じなんだけど、「ボビンに糸を巻いて下糸を作る」が正しい答えかな。今回もまずは動画の前に流れとポイントを紹介するから、それを見るだけでも理解できると思うよ♪
【下糸の巻き方】
(1)糸駒にミシン糸をセットする


基本的に下糸は上糸と同じ糸を使うので、使う上糸に合わせて下糸の色を決めてくださいね。
(2)フックに糸を引っ掛ける

(3)手前から糸を引っ掛けてくるっと巻き付ける

(4)ボビンの内側から外側に糸を通す


(5)糸を通したボビンをピンに置く


ボビンをピンに置いた後、少しボビンを回すと”カチャッ”って音がするので、そこまで回してください。
(6)糸を持ったままレバーを奥にセットする

(7)糸を持ったままミシンを動かして糸を巻く


初めはミシンの速さはゆっくりで、ある程度巻けてきたらスピードを早くして大丈夫です。必要な量が巻けたらOKです♪※ちなみにずっと巻いていると最後は自動で止まります。
※ある程度巻かれたら手に持っていた糸は切ってOKです

(8)ボビンケースのつまみを持って手前から糸を引っ掛けてくるっと巻き付ける



このときボビンの糸が「右巻き」になっていることかどうか確認してくださいね♪
(9)ボビンケースの溝に糸を入れて奥に引っ掛ける


【下糸の調整方法】
(1)ボビンケースから出ている糸を持って上下に振る


このときボビンケースが、すーっと落ちて止まるくらいがちょうど良いです♪※ちなみに、ボビンケースが止まらないで下がり続けると緩くて、下がらないときついので調整が必要です。
※緩い場合の調整方法:ボビンケースのネジを右に締める


ボビンケースには2つネジがありますが、”大きい方”を使います。※きつい場合には、このネジを左に緩めて調整します。
(2)最後にボビンケースをミシンの中にセットします


このとき、最後に摘んでいるボビンケースの爪を畳むのを忘れないようにしてください。

下糸はボビンに糸を巻いて作るんだね♪これなら自分でもできそうな気がする!

手順がわかれば誰でも簡単にできるから、きっととっとでもできるよ♪
【紹介動画】下糸の巻き方と調整方法

いーちゃん、動画見て思ったんだけど、もしかして「糸調子」ってこの下糸が緩かったり、きつかったりすると合わなくなるの!?

とっとすごいじゃん!だから、この下糸の巻き方と調整方法が大事なんだよね。次の基礎講座で糸調子の合わせ方を紹介するから楽しみにしててね♪

うん!楽しみにしてるー
最後に、、、

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