こんにちは!
”ただ服をつくる”のいづみです。
Youtubeで洋裁を紹介しています。
頑張りすぎずに、
のんびり服作りを
楽しんでいきましょう!
洋裁でアイロンを上手に使うには
ポイントがあります。
基本のポイント3つはこちら
この3つのポイントをおさえれば
プロのように上手に
アイロンを使いこなせるか?!
といったら、答えはNOです。
洋裁は、テクニックだけでなく
道具もとても大事になります。
今回紹介するアイテムは
「無くても良いが、あると便利」
なアイテムです。
これがあると、
パンツやシャツ、ワンピース
などのアイロンがかけやすく、
また、作りやすくなります。
その名も”まんじゅう”
なんとも美味しそうな名前ですが
優れものです!
まんじゅうが使えると
苦手だったアイロンがけも
きっと克服して好きになりますよ!
私も、そうなった一人です。
そんなアイロンがけのパートナー
”まんじゅう”の種類や
使い方を紹介していきます。
洋裁が楽しくなって、
作りたいものが増えてきたら
ぜひ、”まんじゅう”を使ってみて下さい。
「アイロンってなんか苦手」
「道具にこだわりたい」
「もっと上手になりたい」
「まんじゅうの使い方が知りたい」
という方におすすめの記事です。
動画でも紹介していますので
ぜひ、ご覧ください!
アイロンがけのパートナー:まんじゅう
「まんじゅう」
美味しそう・・・・
ですが、
漢字で書くと
”万十”(まんじゅう)と書きます。
一気に美味しそうでは無くなりました(笑)
そして、別の呼び方もあって
”仕上げ馬”なんて言ったりもします。
何に使う道具かというと、
アイロンを
かけやすくするための道具です。
◉時間割
0:00~1:03▶︎イントロ
1:04~2:42▶︎どんな時に使うのか
2:43~4:27▶︎丸いまんじゅうの使い方
4:28~7:54▶︎袖まんじゅうの使い方
7:55~8:18▶︎エンディング
どんな時に使うの?
基本的に、
アイロンは生地を重ねずに
かけるのが正しい方法です。
生地が重なっていると
アイロンをかけなくて良いところにまで
アイロンをかけてしまったりして
余計な”シワ”をつけてしまうことも
よくあります。
そこで”まんじゅう”を使います。
2枚の生地の間に”まんじゅう”を
入れることで、
1枚だけにアイロンをかけることが
できます。
そして、平面の生地は平面のアイロン台で
キレイにアイロンをかけることができますが、
立体になった生地(服)は
平面のアイロン台では
アイロンが、かけにくくなります。
そこで立体の服の形に合わせて
立体の”まんじゅう”を使ってあげます。
”まんじゅう”は大きく分けて
2つの形があります。
一つは、丸い”まんじゅう”
もう一つは細長い
”袖まんじゅう”です。
どう使い分けるか紹介します。
丸いまんじゅうの使い方
丸いまんじゅうはこんな感じ
大・中・小とサイズがありますが
このサイズで良いと思います。
丸いまんじゅうは、
いろんなところに使えます。
例えば、
プルオーバータイプのトップスだと
前開きがないので
身頃を広げられないですよね。
そこで前身頃と後身頃の間に
まんじゅうを入れて
アイロンをかけると
前身頃にだけ
もしくは後身頃にだけ
アイロンをかけることができます。
胸ポケットや、ヨーク、タックなんかにも
アイロンをかけやすいですし、
アームホールとかのカーブは
平らなアイロンマットよりも
このまんじゅうのカーブに沿わせて
アイロンをかけられるので
アイロンがかけやすかったりします。
ダーツのある服なんかを作るようになったら、
ダーツもまんじゅうの上の方が
アイロンをかけやすいんです。
袖まんじゅうの使い方
”袖まんじゅう”と言うのは
名前の通り、袖に使いやすい
細長い形をしています。
サイズは色々ありますが
大人用の服を作るのだったら
このくらいの大きさが良いと思います。
子ども服をメインに作る方は
もう少し小さいサイズで良いですね。
この袖まんじゅうは、
”筒状のもの”にアイロンをかけるのに
便利です。
シャツの袖はもちろんですが、
パンツの縫い代にアイロンをかけるときも
袖まんじゅうがあると便利!
あとは、パンツの裾や袖口。
ぐるっと一周アイロンをかけるときは
袖まんじゅうがあると便利です。
ジャケットやコートを
作るようになると、
袖をアームホールに縫い付けたら、
縫い代を倒してアイロンをかけます。
細くて立体の袖山の部分に
どうやってアイロンをかけるのか…
というと袖まんじゅうを使います。
袖山のカーブと袖まんじゅうのカーブは
似ているのでアイロンがかけやすいんです。
そのほかのまんじゅう
他にも、まんじゅうの下に
木や鉄で作られた台座が
ついているものもあります。
そっちの方が、
まんじゅうの部分が宙に浮いているので
スポッと袖を通しやすかったりするのですが
場所をとるし、シャツにもパンツにもと
自由に使いたいので
私は台座のないノーマルな方を
使っています。
アイロン講座
洋裁本ではなかなか教えてくれない
アイロンのポイントや
技法をブログで紹介しています。
アイロンの基本のポイント3
かぶせアイロン
毛抜き合わせ
知識だけでもダメで、
良い道具をそろえるだけでもダメ。
知識も道具も
両方使いこなしながら
コツコツ勉強していきましょう!
使う道具も技術のうち
私は普段、工業用でもある
直元工業さんの
ハイスチームアイロン
HYS-520のタンク式を
使っています。
理由は、私が通っていた洋裁学校でも
これを使っていたと言うことと
卒業後に通った
オーダー服の先生のところでも
このアイロンを使っていたからです。
高価なアイロンですが
洋裁をこれからも趣味にしていきたい
と思っていたので購入しました。
詳しくはこちら
でも、いくらパワーのある
工業用アイロンでも
これ単体では実力も半分。
良いアイロンを使いこなすために
必要な道具として
”まんじゅう”があって、
その”アイロン”と”まんじゅう”
を使いこなせる技術を
私が習得して
やっとこのアイロンの力が
発揮できます。
今の私は
アイロンも、まんじゅうも
まだ完全には使いこなせてはいません。
皆さんと一緒に、
これからも勉強していきたいと
思っています。
まとめ
まんじゅうは
立体的な部分にアイロンをかけるために、
あると便利な道具です。
最初のうちは不要ですが、
パンツやシャツ、ワンピース
などを作りながら
必要になったらぜひ検討してみて下さい。
アイロンが好きになりますよ!
最後に・・・
最後までブログを読んでくださりありがとうございます。
少しでも、”ただ服をつくる”という服作りを楽しむ場に興味を持っていただけたら、ぜひこちらの記事もご覧ください。
”ただ服をつくる”って何をするところなのか、私が”ただ服をつくる”を始めたきっかけをまとめています。
これからも皆さんと一緒に服作りを楽しめることを楽しみにしています。
”ただ服をつくる”って何!?
私が”ただ服をつくる”を始めたきっかけ
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