【裏地なしで、一番簡単なファスナーの付け方】誰でもキレイに付けられる!フラットニットファスナーを解説

フラットニットファスナー 服作りの基礎

こんにちは!

”ただ服をつくる”のいづみです。

Youtubeで洋裁を紹介しています。

パンツや、シャツ、ワンピース

作りを目指してコツコツ

勉強していきましょう!

今回は、

「服作りには憧れるけど

まずは簡単そうな小物作りから挑戦したい!」

と言う方のための記事です。

初心者の方も使いやすいおすすめの

フラットニットファスナーの仕組みや

付け方を紹介します。

特に、裏地のついていない

簡単なファスナーの付け方を

解説しますので

ぜひお好きな生地で

ポーチや枕カバーなど

小物を作ってみて下さいね。

「ペンケースやポーチを作りたい」

「ファスナーの正しい付け方を知りたい」

「ファスナーが苦手」

「ファスナーをキレイに付けられるようになりたい」

という方におすすめの記事です。

動画でも紹介していますので

ぜひ、ご覧ください!

ファスナーの基礎講座

◉時間割

0:00~0:33▶︎イントロ

0:34~1:20▶︎おすすめファスナー

1:21~3:44▶︎ファスナーの長さの秘密

3:45~6:24▶︎ファスナーの長さ調節

6:25~11:00▶︎ファスナーを縫い付ける

11:01~11:56▶︎両脇を縫う

11:57~12:18▶︎エンディング

おすすめはフラットニットファスナー

ファスナーは色んな種類がありますが、

枕カバーやクッションカバー、ポーチを作る時に

初心者の方に一番おすすめなのは

フラットニットファスナー

という名前のファスナーです。

理由は2つです。

ミシンの針が通る

ファスナーの何が怖いかって

あのファスナーのギザギザしている

刃の部分、務歯(むし)というのですが

もし間違って、務歯(むし)に

ミシンの針が当たると

バキッ

と針が折れてしまうんじゃないか

と思っちゃうこと。

少なくとも私はそこが怖くて

ファスナーが苦手だったのですが、

フラットニットファスナーは

なんと、

ミシンの針が通ります。

普通にファスナーの上を縫えるんです。

何なら、あとで詳しく紹介しますが

長さの調節は、ミシンで縫って調節します。

だから、間違って務歯に針が当たっても

全然平気!!なんです。

ハサミで簡単に長さ調節できる

そして2つ目は

自由にハサミで好きな長さに切って

調節出来るということです。

市販のファスナーは基本的に

長さが何種類かに決まっていて

もし長さを変えたかったら

お店の人にお願いして

調節してもらいます。

正確にいうと

ペンチや食切りペンチという道具を使って

自分で長さを短く調整することも

出来るのですが

なかなか難しいのです。

つまり、ファスナーの長さを調節するのは

少し面倒。

だから通常、市販のファスナーの長さに合わせて

作るもののサイズを決めるようになります。

ところが、

フラットニットファスナーは

普通の工作用のハサミで好きな長さに

カットすることができます。

だから、自分の作りたいものののサイズを

優先にして作ることが出来ます。

フラットニットファスナーの選び方

お店では、

フラットニットファスナーの長さが書いてあります。

ですので、その長さを参考に選ぶのが

一番良いです。

ただし、注意点があります。

売られている時に書いてある長さは、

ファスナー全体の長さではありません

どういうことかというと

例えば、40cmと書かれているファスナー。

でも、実際にファスナーの端から端までの長さを測ると

43センチあります。

びっくり?!

実は、お店で表記されている40cmというのは

スライダーの止まり(ファスナーを開けて止まる位置)から

あき止まりまでの長さが書いてあるんです。

なぜ、この3cmの差があるのかというと

”縫い代”と”ゆとり分”だと思って下さい。

これがないとファスナーが付かないのです。

もし、ファスナーと生地をぴったり揃えて

縫い付けたい時は、

基本的には作りたいサイズの

0.5から1cmほど短いファスナーを選ぶのがベストです。

例えば、横幅が30cmのペンケースを

作りたかったとしたら

(縫い代は含まず出来上がりのサイズで考えます)

お店では、29cmから29.5cmの

長さのファスナーを選べばOKです。

が、そんなに都合よく

「自分の作りたいサイズがファスナーとぴったり!」

なんてことはマレですよね。

そんな時は少し長いものを選んでください。

長めのファスナーを買って、

ハサミでカットして調整します。

ファスナー付けの実践

YouTubeの動画の中の

3:45~6:24▶︎ファスナーの長さ調節

の部分でファスナーを実際に使いたいサイズで

カットしています。

今回は、作りたい幅が51cmのところに

55cmのファスナーをつけていきたいと思います。

ファスナーは0.5から1cm短くするので、

上の方から測ってきて50.5cmのところに印をつけて

ミシンで2回ほど返し縫いをして縫いとめます。

そして、そこから1.5cmから2cmほど

縫い代分をつけて、切ります。

切るのは下の方です。上の方ではありません。

上を切っちゃうと

ファスナーがスポーンと取れちゃうので

絶対ダメです。下の方で調整します。 

6:25~11:00▶︎ファスナーを縫い付ける

本体とファスナーを中表に合わせます。

この時の生地とファスナーの向きが

ややこしいので動画でよく確認して下さい。

縫い始めと、縫い終わりは生地端を三角に折って、

生地端から0.5cn程度ずらしてピンで止めます。

ファスナーを縫うときは、

ミシンの押さえを”片押さえ”にしておきます。

こんな感じのものですが

メーカーによって違うので

このお店では種類がたくさんあるので

お手持ちのミシンのメーカーの名前で

”片押さえ”や”5mm押さえ”というキーワードで

調べてみて下さい。

使い方は動画でも紹介しています。

片押さえに変えたら

縫い代1センチで縫っていきます。

反対側も同じようにして

縫うと、なんともうファスナーの部分は完成♪

簡単でしょ!

あとは、両脇を縫うだけで完成です!

まとめ

ファスナーはたくさん種類がありますが

最初は、フラットニットがおすすめです。

1.ミシンの針が通る

2.ハサミで長さを変えられる

ので、怖くなく

自由に好きなサイズで付けられます。

裏地なしが出来たら、

次はぜひ裏地付きのファスナーの付け方にも

挑戦してみて下さいね!

詳しくはこちら

ファスナー不要で直線縫い2回で完成する

簡単枕カバーの作り方はこちら

最後に・・・

最後までブログを読んでくださりありがとうございます。

少しでも、”ただ服をつくる”という服作りを楽しむ場に興味を持っていただけたら、ぜひこちらの記事もご覧ください。

”ただ服をつくる”って何をするところなのか、私が”ただ服をつくる”を始めたきっかけをまとめています。

これからも皆さんと一緒に服作りを楽しめることを楽しみにしています。

”ただ服をつくる”って何!?

私が”ただ服をつくる”を始めたきっかけ


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