こんにちは!
”ただ服をつくる”のいづみです。
Youtubeで洋裁を
紹介しています。
パンツやシャツ
ワンピース作りを目指して
コツコツ頑張っていきましょう!
今回はアイロンテクニックシリーズの
最終回です。
アイロンテクニック1
かぶせアイロン
アイロンテクニック2
毛抜き合わせ
これらの仲間として
アイロンテクニック3”控える”を
ぜひ覚えて下さい。
これでアイロンの基本技は
マスターです!
今回の”控える”は
「ちゃんと合わせて縫っているのに
裏の生地がなぜか飛び出てくる」
という悩みを解決してくれます。
洋裁には、
「ちゃんと合わせる」
とズレてしまう。
「ちゃんと合わせない方が良い」
という謎な現象が起こります(笑)
ちゃんと意味と原因も紹介しますので
ぜひ最後までご覧ください。
今のうちにこのテクニックの3つを
覚えてしまえば、
アイロンが嫌いで
出来るだけアイロンを使わずに済ませたい!
と願っていた私に比べて
何倍も上達スピードが
上がること間違いなしです!!
この”控える”という技は
どんなところで使うかというと
実はとっても幅広く使います。
シャツやワンピース、
パンツ、スカート
といろんなアイテムに出てきます。
「アイロンって苦手」
「パンツを作ってみたい」
「スカートを作ってみたい」
「シャツを作ってみたい」
と思っている方はぜひ覚えて下さい。
動画では、”控える”をしているのと
していないのとで比較もしていますので
ぜひ、ご覧ください!
アイロンテクニックPart3:控える
◉時間割
0:00~0:46▶︎イントロ
0:47~1:17▶︎「控える」のイメージ
1:18~3:09▶︎控えているものといないものの比較
3:10~3:59▶︎控えたほうが良い場所
4:00~10:25▶︎控える方法
10:26~11:06▶︎エンディング
”控える”って何?
”控える”
という言葉にはいくつか意味がありますが
パッと思いつくのは
1.用事や順番に備えてすぐ近くで待つ。
例えば、「控え室」とか「今週はイベントが控えている」
みたいな感じ。
もう一つ
2.目立たないように近くにいる、一歩下がる、自制する。
例えば、「控えめな性格」とか
ダイエットのために「お菓子は控えている」
みたいな感じ。
で、この洋裁で使う”控える”は
2番目の、
目立たないように近くにいる。
とか「一歩下がる」に近いかなと思います
控えていないものとの違い
動画では、
控えてあるものと
控えていないものがどう違うのかを
折り紙を使って解説しています。
表と裏の2枚の生地を重ねて縫った時に
表から見た時に
その違いが分かります。
一言で言うなら、
裏の生地が
表から見えるのと、見えないもの。
これが違いです。
ぜひ動画で確認してみて下さい。
どんなところに使うの?
”控える”は
動画の中で折り紙を使って
紹介したように、
表と裏の両方に生地がある所に使います。
シャツを思い浮かべて下さい。
衿は、表から見ても裏から見ても
生地の表が出ていますよね?!
カフスもそうです。
外から見た時に見える部分と
実際に自分が着た時に手首に当たる面も
生地の表面がきています。
こういう場所は基本”控え”て
アイロンをかけてあげると思って下さい。
方法
直線バージョン
パンツやスカートのウエストベルト
シャツの前立てなど、直線の部分の場合は
アイロンをかける時に裏側の生地が少し内側に
なるように手で軽く引っ張るようにして
アイロンをかけてあげるだけでもOKです。
そうすると、
表から見た時に
裏側の生地がはみ出なくて
とってもきれい!!
パーツバージョン
衿やカフスなど
表と裏があるパーツの場合です。
裁断するときは、表と裏の両方とも
一旦いつも通りで裁断しておきます。
で、生地を縫うときに少しだけ手を加えます。
どうするかというと、
裏側の方の縫い代を1ミリ程度カットして
ひとまわり小さくします。
表と裏のパーツを中表になるように合わせます。
この時、裏の方が小さいので
当然普通に合わせようとしても
合いません。
でも、ここを無理やり合わせるようにします。
そしてズレないように
ピンで止めます。
カットしていない方(表の方)が
少したるんで正解です。
このまま縫い代1cmで縫います。
縫う時は、
小さくした方(裏側)を上にして縫うと、
縫いやすいです。
そして表に返すと
きれいに裏側が控えられます。
まとめ
今回の「控える」でアイロンテクニックは
は3つ全て紹介しました。
アイロンテクニック1
かぶせアイロン
アイロンテクニック2
毛抜き合わせ
どれも、知らなくてもいいけど
知っていると、
作った服の仕上がりが
うんとキレイになります。
ただ、残念ながら
今まで紹介した
3つのアイロンテクニックは全て、
この動画やブログを一度見たからといって
すぐにマスターできるものじゃ
ないんです。
実際に服を作ってみて
「うまくいかないー!」
を経験したときに、
「あれ?ここってこうするといいんじゃなかった?」
と何度も何度も手を動かしながら
体と感覚で覚えていきます。
服作りをしていて、
「あれ?どうするんだっけ?」
となったらぜひこのブログに
何度でも戻って確認してみて下さいね。
あなたの洋裁の教科書になれたら嬉しいです。
最後に、、、
最後までブログを読んでくださりありがとうございます。
少しでも、”ただ服をつくる”という服作りを楽しむ場に興味を持っていただけたら、ぜひこちらの記事もご覧ください。
”ただ服をつくる”って何をするところなのか、私が”ただ服をつくる”を始めたきっかけをまとめています。
これからも皆さんと一緒に服作りを楽しめることを楽しみにしています。
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私が”ただ服をつくる”を始めたきっかけ
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