YouTubeで無料の洋裁教室をしています。本だけではわからないことも、動画でならきっとわかると思います。今回は「縫い代の付け方解説」です。今回は番外編として、私がプロの先生から教わった「型紙に縫い代を付けないやり方」を紹介していきます。
縫い代付け番外編:型紙に縫い代を付けない方法

いーちゃん!「直角出し」と「折り上げ法」を習ったから、いよいよ【パンツの作り方基礎講座】を再開するの!?

実は、もう1つだけ【パンツの作り方基礎講座】に戻る前に伝えたいことがあるんだ。この方法を知ってると、今後パターン修正をして自分好みのデザインに変えたりするときとかに作業がぐっと楽になるから、できればこのブログを見てくれている方にもこのやり方でパンツを作っていってもらいたんだ

そんな技術があるんだ♪それならぜひ知りたいね!ちなみにどんなやり方なの!?

「型紙に縫い代を付けない」っていう方法だよ♪

えっ!?この前少しだけ洋裁の本を見たけど、どの本も型紙に縫い代を付けてて「型紙に縫い代を付けません!」みたいなことは書かれていなかったよ。

実は私も最初は、型紙に縫い代を付けてたんだ。とっとが言うように洋裁本にもそう書いてあるし、専門学校でもそう習ったからね。とっとは私が専門学校を卒業したあとも服作りを習ってたのは覚えてる!?

もちろん!オーダー服のプロの先生で、いーちゃんがすごく好きな先生だったよね♪

そうそう♪実はこの方法はそのプロの先生から教わったやり方なんだ。先生から「型紙に縫い代なんてない方が楽なのよー」って教えてもらって、実際にその方法でやってみたら本当に楽だったの。だから、それ以来この方法で縫い代を付けてるんだ。

へぇー♪いーちゃんがそこまで感動するやり方なんて、めちゃくちゃ気になる!早く教えてー

OK♪じゃあ、早速動画の流れとポイントを解説していくね!

このブログでは、YouTubeで解説している動画の簡単な流れとポイントを紹介します♪詳細はぜひ動画でご確認ください。
【型紙に縫い代を付けない1番のメリット】
型紙の変更、修正が楽

単純に「型紙に縫い代を付けない方が作業が楽」といったメリットもありますが、1番はこの「型紙の変更、修正が楽」という点です。今後このブログでも、「型紙を自分のサイズに直す方法」として、ズボンを長くする方法も紹介していきます。そのときには今回紹介する縫い代の付け方の方が失敗も少なく、楽ですので、ぜひ覚えてもらえたら嬉しいです♪
※例えば、下の写真の裾をもう少し長くしたい場合で具体的に解説します♪


私がいつもやってる「型紙に縫い代を付けないやり方」で解説していきます♪
(1)裾の出来上がり線を伸ばせるように紙を付け足す


(2)元の裾に対して平行に、伸ばしたい長さの位置で線を引く

(3)両方の脇の線を延長して丈を長くする


(4)追加した線に沿って型紙を切る(後身頃のみ)



このあとパターンチェックがあるので切るのは「後身頃のみ」です。前身頃はパターンチェックのあとに切ります。
(5)パターンチェック





前身頃が短いのは良くないので、股下部分の長さを長く修正します。(※今回私は15cmになるように修正しました。)ちなみに、縫うときには、後身頃を少し引っ張りながら縫うので、後身頃が2〜3mm短い場合には間違いではありません。
*股下部分を長く修正


*完成♪


動画では「型紙に縫い代を付けるやり方」でも、同じようにパターン修正をしています。実際にどう違うのか、どうしてパターンに縫い代を付けると失敗しやすくなるのかなども解説していますので、動画も見ていただけたら嬉しいです♪
【紹介動画】縫い代付け番外編:プロの先生が教えてくれた縫い代の付け方
この動画に対するコメントは下記URLのYouTubeコメント欄からお願いします♪
【YouTube動画URL】

いーちゃん、確かに洋裁本に書いてある「縫い代を型紙に書くやり方」だと、線がいっぱいで、間違える自信がある。。。

そうでしょ。しかも、今回はシンプルなズボンのパターンだったけど、これがシャツとかになるともっと線が増えてより間違えやすくなるんだ。

それなら、やっぱり今回紹介してくれた方法の方がいいね♪

うん!ここまでくれば、いよいよ次は【パンツの作り方基礎講座】を紹介するね♪

うんうん!楽しみにしてるー
最後に、、、

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