【パンツの作り方】基礎講座１-第２回：縫い代付けと裁断♪

今回紹介する動画の中では「直角出し」「折り上げ法」「縫い代の付け方」を使ってパンツを作っていきますので、それぞれのやり方は下記ブログ・動画を参考にして下さい。

このブログでは、YouTubeで解説している動画の簡単な流れとポイントを紹介します♪詳細はぜひ動画でご確認ください。

まずは水通しをした生地の地の目を通すところから始めます。地の目を通すことで生地の歪みを直します。（生地の縦糸と横糸の折り目を揃える。）

綿100%の薄手の生地の場合には、この方法で地の目を通すことができますが、ちょっと厚手の生地になると斜めの折りが入っていたりするので、この「生地を裂く方法」だと難しくなります。※厚手の生地の地の目を通す方法はちょっと手間なので、初心者の方はまずはこの方法で地の目を通せる生地でパンツを作ることをおすすめします。

中表とは、そのままの意味ですが、「生地の内側（中）に表を合わせる状態」のことを言います。

今回私は生地端から14cmのところで地の目線を合わせましたが、この14cmという長さはパターンの大きさや地の目線の位置によって変わってきます。※この後生地に縫い代を付けていくので、生地の端からは3cm以上開けてください。

ここまでできたら、次にもう１つのパターンを並べていきます。このときの地の目線の揃え方はさっきと同じように生地端から揃えても大丈夫ですし、すでに調整したパターンの地の目線を起点にして揃えても大丈夫です♪私は今回すでに調整したパターンの地の目線から揃えていきます。

縫い代を付けるときのポイントは「縫い代を付ける順番」です！順番を守ることで失敗しにくくなります。※今回私は、ウエスト：３.５cm、裾：２.５cm、それ以外：１cmで縫い代を付けていきます。

股ぐりの部分はウエストから縫い代１cmで縫い代を付けていき、最後延長した縫い代と直角に交わるように縫い代を付けます。これが直角出しです♪

裾はまず縫い代の位置で裁断し、パターンの位置（出来上がり線）で後に折り曲げて、脇の縫い代に沿って折り曲げた生地と一緒に裁断します。これが折り上げ法です♪

ウエストの部分も裾と同じように折り上げ法で裁断していって、ウエストと裾の縫い代が外側に少しだけ広がっていれば正解です♪

ここまでで「縫い代付けと裁断」は完成です♪動画では、実際の動きも確認いただけるので、ぜひそちらも見ていただけたら嬉しいです♪