YouTubeで無料の洋裁教室をしています。本だけではわからないことも、動画でならきっとわかると思います。今回は「パンツの作り方基礎講座1」の第3回です。第3回では、前回で裁断まで終わった生地を重ねて脇を縫う工程を紹介していきます。
【パンツの基礎講座1】で学べること
普段着でも使えるポケットがないシンプルなパンツの作り方
【紹介動画】パンツの脇の縫い方
パンツの脇の縫い方♪

いーちゃん!「折り上げ法」はいつ見ても、すごく簡単で、便利な方法だよね。本当考えた人すごいなーって感心しちゃう。今回も服作りの裏技盛り沢山なの!?

裏技。。。とっと言いたいだけじゃん(笑)でも、盛り沢山ではないけど今回も綺麗に作れるコツや失敗しやすいところの工夫はちゃんと解説していくよ♪

本当!?そういうの教えてもらうのすごく好きなんだよね。

そう言ってもらえると嬉しい♪じゃあ、さっそく動画の流れとポイントを紹介するね!

このブログでは、YouTubeで解説している動画の簡単な流れとポイントを紹介します♪詳細はぜひ動画でご確認ください。
【パンツの生地の脇を縫う】
(1)脇を縫う前の準備


上の写真は、前回の「縫い代を付けて、裁断した状態」です。第3回はここからスタートです♪
*まち針を外す

*裏の生地の裾に印をつける



服を作るときは基本的に生地を「中表」に合わせて、各工程を進めていきます。そのため、生地が表なのか、裏なのかはとっても大事なので、必ず裏がわかるように印を付けてくださいね♪※私は服作りを始めた頃、印を付けてなくて、よく間違えてました。。。( ;∀;)
*アイロンをかける





「アイロンを最初にかける」。ここもポイントです♪パンツ作りの最後にウエストと裾をぐるっと一周縫うのですが、このとき簡単に縫えるようにアイロンをかけておきます。そして、そのアイロンをかけるタイミングですが、生地が縫われて立体になってからアイロンをかけるよりも、平らな状態でかける方が簡単にアイロンをかけられるので、一番最初にかけておくのがポイントなんです♪
(2)生地を中表合わせる


(3)中表に合わせた生地を3箇所ピンで止める
*1つ目:ウエストのアイロン線を揃えて止める


*2つ目:合印のところで止める

*3つ目:裾のアイロン線を揃えて止める


(4)脇を縫う

(5)縫い代を後身頃に倒してアイロンをかける


(6)ウエストと裾の生地が重なる部分を処理

ウエストと裾は最後三つ折りにして縫っていきます。そのとき下の写真のように倒した縫い代と三つ折りが重なる部分の生地がすごく厚くなって、縫いにくくなるんです。ここをひと工夫で、重なりを抑えて縫いやすくしていきます♪

*後身頃に倒した縫い代の上の生地を縫い目ギリギリで切る

*切ったところを広げて上の生地を半分に切る



この処理をすることで、生地が薄くなって縫いやすくなるので、ぜひ参考にしてください♪
(7)ロックミシンで端を処理する


ロックミシンをかけ終わったときに出る糸は、そのままハサミで切るとほつれてしまうので、下の写真のようにくるっと玉留めをして処理をしてください。




(8)同じやり方でもう1つの半身分を作る

ここまでで「パンツの脇の縫い方」は完成です♪動画では、工程(8)を作る部分も確認いただけるので、ぜひそちらも見ていただけたら嬉しいです♪
【紹介動画】パンツの脇の縫い方
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【YouTube動画URL】

いーちゃん、今回本当に色々なコツがあったね!

でしょー!失敗しないためのコツとか綺麗に処理するコツとかを1つ1つ覚えていくと、服作りがもっと楽しくなると思うんだ♪

そうだよね!失敗が続いたり、上手くいかないことばっかりだったら嫌になっちゃうもんね。。。

うん。。。私は幸運にも専門学校に通えたり、プロのオーダー服の先生に教えてもらえたりできたから、その方法を伝えていきたいんだ♪

いーちゃん素敵すぎ♪これからも応援してるからねー
最後に、、、

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