YouTubeで無料の洋裁教室をしています。本だけではわからないことも、動画でならきっとわかると思います。今回は「パンツの作り方基礎講座1」の第5回です。第5回では、「股ぐり」を縫う工程を紹介していきます。
【パンツの基礎講座1】で学べること
普段着でも使えるポケットがないシンプルなパンツの作り方
【紹介動画】パンツの股ぐりの縫い方
パンツの股ぐりの縫い方♪

いーちゃん!今回は確か「股ぐり」の縫い方だよね!?

うん♪内容としては、「股ぐり」を縫って「ウエスト」と「裾」も縫って、あとは最後ウエストゴムを入れるだけの状態にするところまでを紹介していくよ。

そうなんだ!じゃあ、いよいよ完成も近いってことだね♪

うん!ここまでくればもうほぼ完成だよ♪じゃあ、さっそく動画の流れとポイントを紹介するね!

このブログでは、YouTubeで解説している動画の簡単な流れとポイントを紹介します♪詳細はぜひ動画でご確認ください。
【パンツの股下を縫う】
※復習:股ぐりの場所


まずは「股ぐり」の場所を再度お伝えしますね♪前回のブログで縫ったのが「股下」で、今回縫うのは上の写真にもある「股ぐり」です。あまり馴染みのない言葉かもしれませんが、この機会にぜひ覚えてくださいね♪
(1)両足の生地を1つに重ねる
*どちらかの足の生地を表側にひっくり返す


前回までの状態は両足ともに「裏返し」です。まずはこの裏返しの状態から、どちらでも構いませんので、片方の足を表に返します。



*表に返した生地を裏返しの状態の方の中に入れる




最後きちんと重ねた生地2枚のカーブが揃っていることを確認してくださいね。
(2)イラストを使って縫い方を紹介


まずはイラストを使って「股ぐり」の縫い方を紹介します♪イラストにもありますが、パンツを合わせた状態で長い方が”後身頃”で、短い方が”前身頃”になります。



前身頃から縫い始めて縫い代部分まできたら、手で縫い代を押さえながら縫い代の向きが変わらないように縫っていきます。


今回の最大のポイントがこの「ウエスト部分」です。まず前身頃から縫い始めてウエスト部分の縫い代3.5cmで付けたアイロン線まできたら、一旦ミシンの針を止めて、ゆっくり1針2針進めて返し縫いをします。


次にパンツの向きを変えて、縫い代1cmの線から1針飛び出てスタートし、ウエストの最後の端まで縫っていきます。これで「股ぐり」を縫う工程は完成です♪
(3)実際に生地を縫う










最大のポイントとして説明した部分は、ゴム通し口を作るための縫い方なんです。きちんと開くようになっていますよね。次はこのポケット口にステッチをかけていきます。※ステッチは、イラストの赤い点線のようにかけていきます。


「股ぐり」が縫い終わったら、最後生地をひっくり返して表側が外にくるようにします。ここまでくるとパンツの形になっていますよね♪私は、生地が服の形になる瞬間がすごく好きです(*´∀`)♪ここまでで「股ぐり」を縫う工程は終了です。
(4)ウエスト、裾を縫う



ここまでくるとウエストのアイロン線が取れてくるので、ウエストを縫う前に改めてアイロンをかけます。




裾もウエストと同じようにアイロンをかけて、ピンで止めて、縫っていきます。
(6)ウエストゴムの幅を確認


最後に、次回の事前準備としてウエストのゴムの幅を確認したら、今回の工程は終了です。動画では、裾を縫うところや細かい作業の様子も確認いただけるので、ぜひそちらも見ていただけたら嬉しいです♪
【紹介動画】パンツの股下の縫い方
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【YouTube動画URL】


いーちゃん、もうこれでパンツは完成!?形がパンツそのものになってるから。

あとはウエストゴムを入れて完成だよ♪ゴムを入れないとパンツが落ちちゃうでしょ。

確かに!そうだね。じゃあ、次回はウエストゴムの入れ方を紹介して、いよいよ完成ってこと!?

うん♪それで完成。

わぁー♪いよいよだね。楽しみにしてるー
最後に、、、

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