今日のテーマ
こんな人へ
関東のおすすめの生地やさんが知りたい
安くて良い生地が買いたい
人が買った生地を見てみたい
結論
奥日暮里の生地屋”齊藤商店”行ってごらん
プロが行くようなお店が並ぶ日暮里繊維街。どのお店が入りやすいのか、どのお店が本当に良いのかわからないですよね。今回は私がオススメの生地屋さんを実際に私が購入した生地をお見せしながら紹介します。
日暮里繊維街
関東にお住まいの方で、洋裁に興味がある方は一度は聞いたことがある名前
”日暮里繊維街”
▼公式HPはこちら
繊維街というだけあって、本当にたくさんのお店があります。
大通りがあってその両サイドに生地屋さんが並んでいます。
レザーのお店や、衣装を作る用の生地を売っているお店、インポートの生地を扱っているお店、資材をメインに扱っているお店・・・etc
一番有名なのはやっぱり”トマト”さんかな?
日暮里のお店は、良くも悪くも”プロ仕様”のお店が多いです。
近所の手芸屋さんは、綿はここ。ウールはここ。ニットはここ。という感じで大体似ている生地に分類されて陳列されています。だから洋裁初心者さんでも生地を探しやすいんです。
日暮里のお店はそういうふうに生地は並んでいません。
いろんな種類の生地がごちゃ混ぜに置いてあります。その中から自分の気に入った生地を探すという感じで生地を選びます。だから少し生地を選びにくく感じます。
が、”トマト”さんは違います。生地が種類ごとに並んでいるんです。だからすごく探しやすい。私が初めて日暮里デビューしたあの日、他の専門的な生地やさんでは生地を選ぶことが出来ませんでした。
そんな私に安心感を与えてくれたのが”トマト”さんでした。
え・・・?トマトさんの紹介ブログ?
いやいや違いますよ。
日暮里に何度か通ったことのある人に、ぜひ次に行ってみて欲しいのが
奥日暮里の”齊藤商店”さんです。
”奥日暮里”の齊藤商店
”奥日暮里”の”奥”が気になりますね。
日暮里に奥も手前もあるのか?と思いますが、実はあるんです。
繊維街の大通りをまっすぐ進みます。左手にトマト本館を通り過ぎ、ふらっとにっぽりも通り過ぎ、そろそろ繊維街も終わりかな?と思ってもまだまっすぐ進みます。
右手に小学校があります。そこも通り過ぎ、セブンイレブンがある大きめの十字路に出ました。正面に三菱UFJ銀行のある交差点です。そこも渡ります。そして最初の小さな道を右に曲がって右手に見えてくるのが齊藤商店。。。。
遠。
もはや、齊藤商店に辿り着く前に2回ほど「ここまででお店は終わりだな」と思います。
一回目がトマト本店さんを過ぎたあたり。
2回目がセブンイレブンとUFJ銀行のある交差点。
何を隠そう、このセブンとUFJ銀行の交差点から先に進んだ場所が”奥日暮里”なのです。
この奥日暮里にあるお店は立地の悪さからなのか、どのお店も手前日暮里(私が勝手に呼んでる)よりもまた一段と値段が下がります。だから、少し歩いてみる価値はあります。
そして、この齊藤商店さんがおすすめな理由はもう一つあります。
お店の「ワカさん&チャムさん」がとっても親切で面白いご夫婦だということ。(ちなみにチャムさんは他にも色々なことをしている方なのでお店で会えるのはレア)
生地屋さんの店員さんって結構プロ向けの専門的な人が多いですよね。ちょっと怖くて分からないこと質問しにくいことありませんか?
齊藤商店のワカさん&チャムさんは、分からないことを質問した時には初心者さんに寄り添って、優しく相談に乗って下さいます。
※どの生地が私に似合いますか?という個人的感想を聞くのはマナー違反ですよ(笑)
かといってめっちゃ営業してくるわけではなく、基本的に放置。自分のペースでゆっくり生地を選ぶことができます。
値段だけではなく、そんなお店の雰囲気も私が好きな理由です。
過去に私の買った生地
どのくらい安いのかは実際に価格を見ていただくのが一番なのです。過去に私が購入した生地をYouTubeで紹介していますのでそちらも参考にしてみて下さい。
春夏秋冬一年通して通ってしまうほど、お気に入りのお店です。
今回買った生地
今回は”本当は生地を買うつもりじゃなかったのに、齊藤商店さんに寄り道的に寄ったら結果的に買ってしまった”シリーズの(何それ)3種類の生地を紹介します。
まず一つ目、ウールと綿の別珍という生地です。触り心地がベロアとかベルベットに近い感じの毛足のある生地です。黒というより、暗めのチャコールグレーかな?!
通常齊藤商店では、生地はロール状に巻かれていて、それを好みの長さにカットしてもらって購入します。が、中には既にカットされている生地もあります。
このカットされている生地がめっちゃ安い。既にカットされてあるので好みの長さで購入することはできません。でも自分の必要な長さで気に入ったものがあれば超絶お買い得な商品ばかりです。
この別珍は、まさに切り売りの商品です。
どのくらいお安いかというと
生地幅150cm、3mで¥1,650です。
つまり1mあたり¥550の別珍ということ。
市販では、モノにもよりますが1mあたり¥2,000〜¥3,000はします。
150cm幅あって3mもあればパンツとアウター。とか私のアウターと、息子のアウターとか(とっとよりも小さいからね)2着くらい作れちゃう。
”シワ注意”と書いてありますが、私はそんなに気にならなかったので全然OK!
お次は、ちょっと地味ですがこちら
リップストップという生地です。
格子状におり模様が入っているのが分かるかと思いますがこれが特徴の生地です。
「リップ=破れ」で「ストップ=止める」なので
とっても破れにくい生地なんです。ハリ感がしっかりある生地です。
素材:綿100%
生地幅:143cm
値段:¥650/1m
この生地で、息子用のバッグとカーゴパンツを作ろうかな・・・と思って購入しました。
そして最後はこちら。かわいい。
クリスマス感がありますね。
素材:アンゴラ、ウール、ポリアミド(ナイロン)
生地幅:148cm
値段:¥2,000/1m
少し高価に感じるかもしれませんが、アンゴラの入っている生地は高級なんです。すっごく温かい生地なので冬にはすごくオススメ。
ただ、この生地は少しチクチク感が気になる人は気になると思うので、裏地はつけたほうが快適です。私はこれでスカートを作りたいなと思って購入しました。
コートやジャケットにしても、パンツにしてもかわいいです。
感想
いつも通り、コスパ最強です。大好き。
¥100/1mとかいう激安生地は私は望んでいません。そういう生地は、素材が不明で売られているものが多いです。
知識や経験で激安の中から良い生地を探せる方は良いのですが、私はまだまだ経験不足。たくさんある激安生地の中から良い生地を見分ける力がついていません。
だからある程度、素材が分かったり価格があるものから選ぶ方が失敗なく選びやすいです。
質の良い生地が、お得に買える奥日暮里の齊藤商店はかなりオススメです。
実は、齊藤商店さん以外にも奥日暮里はより安く生地を買えるお店がたくさんあります。ぜひ、日暮里まで行ったら”奥”の方までお散歩してみて下さい。
好きな服を作れるようになろう♪
最後までご覧いただきありがとうございます!ただ服ブログでは、私の経験をもとに独学で洋裁のステップアップが出来るようにを記事を書いています。
▼パンツの作り方コース
▼シャツ作りのマスターコース
自分一人でのステップアップに限界を感じている初心者さんはYouTube”ただ服をつくる”のメンバーシップがおすすめです。”ただ服自習室”というものを用意しています。過去の私のチャンネルの動画をレベル別にまとめた再生リストです。自習室で勉強していて、分からない時にはメールやコメントで質問することができます。
▼ただ服自習室についてはこちら
中級者さんには、特にメンバーシップがおすすめです。自分一人ではなかなか挑戦出来ない”裏地付きのコート””パンツの前開きファスナー””ジャケットのラペルの作り方”なんかをライブ配信で作っているので、アーカイブでそちらの動画も見ることができます。
「目指せコート作り」
を目標に頑張りましょう!
▼メンバーシップの加入はこちらから♪
▼YouTube”ただ服をつくる”はこちらです。ミシンの使い方、可愛い生地の紹介、作り方などなどを紹介していますので、洋裁を長く楽しみたい方はチャンネル登録がおすすめです。
最後に・・・
最後までブログを読んでくださりありがとうございます。
少しでも、”ただ服をつくる”という服作りを楽しむ場に興味を持っていただけたら、ぜひこちらの記事もご覧ください。
”ただ服をつくる”って何をするところなのか、私が”ただ服をつくる”を始めたきっかけをまとめています。
これからも皆さんと一緒に服作りを楽しめることを楽しみにしています。
”ただ服をつくる”って何!?
私が”ただ服をつくる”を始めたきっかけ
また、私のYouTubeチャンネルとインスタグラムは下記からご覧いただけます。
■YouTube:ただ服をつくる
■Instagram:@tada_fuku